……けれどそれも、一瞬の夢幻と消える。 だって彼らは、まだ生きている。 死んだ私とは、相容れないのだ。 だから私は、決断しなければならない。 ……ううん。 本当は決断するまでもなく、 答えは一つしかないのかもしれない。 ーーもう、私の肉体が目覚めてしまった。 肉体と精神は一つとなり、 私は今、完全な死した魂となっている。 【あのとき】のように、壊れる前に。 この世界が……なくなる前に。 みんなを元の世界へと、 帰してあげないと……。