『私の【精神】が迷惑をかけてごめんね。 ……でも、やっぱりみんなと過ごした 時間はかけがえのないものだった……』 口を開けていないのに声が聞こえるのは、 なんだかとても不思議だった。 彼らは【本】を【架け橋】として、 この世界へやってきた。 本来なら起こりえないーー、 七人の子どもが起こした【奇跡】だった。