翌日あるSNSに書き込まれた「『西九条れいな』ざまぁ!!」が日本中を駆け巡った。

しかも週刊誌の記事やワイドショーのタイトルも「『西九条れいな』ダブルショック!」「『西九条れいな』の転落の軌道」「『西九条れいな』御曹司との愛に縋る」とかだったりした。

この記者会見の最中、記者さんたちは『西九条れいな』をどう料理しようかと頭を悩ませていたらしい。

彼らと『西九条れいな』の関係は誰の口からも漏れなかったため、彼女は数年間に渡って、ことあるごとに記者たちからコメントを求められることになるのだった。