あの後、龍二くんに家まで送ってもらい、そのままバイバイした。


私はあれから、優人と里奈の邪魔は出来ないと思い、文化祭準備が終わると私から先に帰るようにした。


龍二くんは、そんな私に付き合ってくれて毎日家まで送ってくれる。



龍二くんは優しい。

私を一生懸命想ってくれてるのが、すごく伝わってくる。


私も彼の気持ちに答えたいと思った。


なのに、答えるどころか罪悪感が増えてきて、自分でもどうしたらいいのか分からなくなっていた。







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