本当に最低だ。 俺が子どもすぎたせいで 何も悪くないももりに こんなことまで 言わせて 泣かせて 傷付けた。 なのに ももりは 「 … 私のこと嫌いになっちゃった?」 なんて 心配そうに 俺の顔を覗き込む。 愛おしくて 愛おしくて たまらない。 「 嫌いになんてなれるわけない。」 よかった と言って 微笑むももりが あまりにも可愛くて 力いっぱい 抱きしめた。