… っ?!! 振り返ると ももりが大粒の涙を ボロボロ流している。 「 えっ!ももり?!」 「 今日ね 稜くんといれて すごく楽しかったの。 私 こんなだから 浮かれちゃって なにか稜くんを怒らせるようなこと しちゃったんだよね?」 泣きながら 必死に話すももり。 「 ほんとにごめんなさ… 」 その言葉を遮るように ももりを優しく抱きしめる。 「 怒ってないよ。ごめん。 俺の方こそ ほんっとにごめん。」