35センチの恋






「 ももり?」



そこに すごく不思議そうな顔をした

稜くんが わたがしをもって 戻ってきた。



「 誰?」



「 えっとね 私の幼馴染みの 加藤宗佑くん。」



稜くんに 宗ちゃんを紹介する。




「 俺にも紹介してくんね?」



「 あっ こちら 同じ高校の

湯川 稜人くん。」




宗ちゃんにも 稜くんを紹介した。




「「 どうも。」」



んん?



2人がすっごい見つめ合ってる…



というより 睨み合ってる?!





「 もも。湯川くん?と付き合ってんの?」



「 え!違う違う!お友達だよ?」




慌てて否定すると そっか と

宗ちゃんが優しく私の頭を撫でる。



どうしたんだろう。