みんなのもとへ戻り 全員揃って
お兄さんの車に乗り込む。
朝集合したところまで送ってもらい
そこからは 帰る方向が一緒の人と
お家へ帰っていく。
お家への方向は反対だけど
りたはまだ凪ちゃんと一緒にいたい
からって 送っていくらしい。
浩大くん、華ちゃん、横山くん
稜くんは 同じ方向。
私は りたがいないから 1人になる。
暗いし心細いけど 走って帰れば
大丈夫だよね!
そんなことを考えていると
稜くんが口を開く。
「 俺 ももり送ってくわ。」
「 えっ 悪いよ!
私は大丈夫だ「 いいのか?じゃあ
悪いけど ももりのこと頼むな。」
私の言葉にかぶせるように
りたが 私への 過保護っぷりを発揮する。