35センチの恋






すると 稜くんが すっと

浮き輪に座った。




「 ももり おいで。」



そう言って 手を出してくる。



どうしたらいいのかわからず

とりあえず 近くに行ってみると



「 よっ。」



軽々持ち上げられ

そのまま 稜くんの上に

お姫様だっこの体勢で座らされる。



「 これなら 落ちない。」




わぁ〜 恥ずかしいよ〜!!

いくらなんでも この体勢はっ…!