そのあとは 海で泳いだり

ビーチバレーをしたりして

たくさん楽しんだ。




少し疲れた 私は 砂浜に座って

キラキラ光る 海を眺めていた。




「 大丈夫か?」



横に座ったのは 稜くん。



「 ちょっと疲れちゃっただけだよ。」



「 そっか。」



口数は少ないけど

心配してくれてるのがわかるから嬉しい。



それからは お互い特に何を話すわけでもなく

ただ時間だけが過ぎる。



稜くんといるとほんと落ちつくなぁ。



この沈黙すら すごく心地よく感じていた。