そんなとき 2人で行動することになった。
まずいと思ったが
このチャンスを逃すはずがない。
少しでも 俺を知ってほしい。
ただそれだけのつもりだった。
あんなことするつもりじゃなかった。
ももりが振り返り 俺の名前を呼ぶ。
見つめ合うと 潤んだ綺麗な瞳に
吸い込まれそうになった。
俺の理性は 限界だった。
キスするだけしといて
忘れてくれ だなんて
都合がよすぎる。
ほんと 最低だ。
それに 俺の 一方通行だってことぐらい
わかってたのに
ももりの 困った顔をみると
現実を突きつけられる。
胸が苦しい。
