ばっ!!! 突然 肩を掴んで 離される。 「 ごめん!ほんとごめん! 」 稜くんは頭を抱え 何度も謝罪する。 「 えっと… 」 私が何も言えないでいると 「 忘れてほしい。」 一言 そう言って 黙り込んだ。 稜くんは 遊びで そんなことを する人だとは 思えない。 何かあったのかな。心配だな。 そのまま2人とも 一言も 話すことなく 観覧車を降りた。 ただ… 稜くんにキスされて 嫌じゃないって 思ってる自分がいた ーーー。