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「ミサキさん! こんばんは!」
開店から数時間後、いつもと同じ時間に決まってやって来るようになった山瀬さん。
相変わらずの優しい笑顔。
普通なら営業スマイルを浮かべる所だが、山瀬さんには作る気力も出ない。
「……いらっしゃいませ、どうぞこちらへ」
席に案内をすれば、驚きの言葉が出てくる。
「あれ? 今日は休みじゃなかったっけ?」
「な、何で知ってるんですか!?」
勿論、私が山瀬さんにシフトを教える様な事はしない。
なら何故知っているのか、裏返った声に恥ずかしさを覚えながら山瀬さんを見る。
「水沢さんが教えてくれましたよ!」
水沢さん、もといチーフの仕業か。
ココにはいない彼を恨むが直ぐに仕事へと取り掛かる。
山瀬さんには必要以上に関わりたくない。
「ミサキさん! こんばんは!」
開店から数時間後、いつもと同じ時間に決まってやって来るようになった山瀬さん。
相変わらずの優しい笑顔。
普通なら営業スマイルを浮かべる所だが、山瀬さんには作る気力も出ない。
「……いらっしゃいませ、どうぞこちらへ」
席に案内をすれば、驚きの言葉が出てくる。
「あれ? 今日は休みじゃなかったっけ?」
「な、何で知ってるんですか!?」
勿論、私が山瀬さんにシフトを教える様な事はしない。
なら何故知っているのか、裏返った声に恥ずかしさを覚えながら山瀬さんを見る。
「水沢さんが教えてくれましたよ!」
水沢さん、もといチーフの仕業か。
ココにはいない彼を恨むが直ぐに仕事へと取り掛かる。
山瀬さんには必要以上に関わりたくない。


