「ぼうっとしてないで早くしろ」
「わ、分かってますよ!」
悪魔のような顔で睨むチーフはいつもと全く変わりは無かった。
気のせいだったのだろう、そう思い込んで客注のサーモンを作り始める。
「……」
「……」
2つの視線を感じながらも真剣にお寿司と向き合う。
この仕事が大好きで、お寿司が大好きで。
なによりここにいられることが幸せだった。
「サーモンお待ち!」
出来上がったお寿司をお客様に渡せば嬉しそうな笑顔をくれる。
食べた後の幸せそうな顔こそ最高の報酬だ。
「海咲、次はマグロな」
チーフは何故か満足そうに笑うと自分が注文されていた物を私に押しつけてくる。
「それはチーフの……」
「さっさとやれ」
「分かりました!!」
じゃれ合うように肘で腕をつかれた私は再びお寿司を握る。
山瀨さんが入ってからチーフの様子がどことなくおかしかったが少しずつ前のように戻ってきている。
それが嬉しくて私は笑顔を浮かべながらお寿司を作っていた。
「わ、分かってますよ!」
悪魔のような顔で睨むチーフはいつもと全く変わりは無かった。
気のせいだったのだろう、そう思い込んで客注のサーモンを作り始める。
「……」
「……」
2つの視線を感じながらも真剣にお寿司と向き合う。
この仕事が大好きで、お寿司が大好きで。
なによりここにいられることが幸せだった。
「サーモンお待ち!」
出来上がったお寿司をお客様に渡せば嬉しそうな笑顔をくれる。
食べた後の幸せそうな顔こそ最高の報酬だ。
「海咲、次はマグロな」
チーフは何故か満足そうに笑うと自分が注文されていた物を私に押しつけてくる。
「それはチーフの……」
「さっさとやれ」
「分かりました!!」
じゃれ合うように肘で腕をつかれた私は再びお寿司を握る。
山瀨さんが入ってからチーフの様子がどことなくおかしかったが少しずつ前のように戻ってきている。
それが嬉しくて私は笑顔を浮かべながらお寿司を作っていた。


