「海咲! 山瀨! 遊んでないで仕事だ仕事!!」
大将に怒られた私たちは顔を見合わせながら小さく笑った。
また怒られないようにと2人で割れた湯飲みを片付けてそれぞれの仕事へと戻る。
「海咲、サーモン注文入ってる」
自分の定位置とも言える場所に戻ってこれば急にチーフに腕を掴まれた。
「了解です」
驚きつつも返事を返すが何故か腕は解放されないまま。
チーフは何か言いたそうに私を見つめていたがすぐに視線が逸れていく。
「早くしろ、馬鹿」
「わ、分かりましたよ!!」
いきなりの暴言とともに離された手だったが……。
掴まれていた箇所が少しだけ熱をともっていた。
「……」
不思議に思いチーフを見ればその横顔は哀しそうに見えた、気がした。
大将に怒られた私たちは顔を見合わせながら小さく笑った。
また怒られないようにと2人で割れた湯飲みを片付けてそれぞれの仕事へと戻る。
「海咲、サーモン注文入ってる」
自分の定位置とも言える場所に戻ってこれば急にチーフに腕を掴まれた。
「了解です」
驚きつつも返事を返すが何故か腕は解放されないまま。
チーフは何か言いたそうに私を見つめていたがすぐに視線が逸れていく。
「早くしろ、馬鹿」
「わ、分かりましたよ!!」
いきなりの暴言とともに離された手だったが……。
掴まれていた箇所が少しだけ熱をともっていた。
「……」
不思議に思いチーフを見ればその横顔は哀しそうに見えた、気がした。


