「ミサキさんの部屋……」
「2人のです」
「み、ミサキさんと俺の……部屋……」
ワザとらしく怒った様に言えば慌てて訂正をしてくれる。
そんな優しさに笑っていれば山瀬さんは恥ずかしそうに視線を逸らした。
「結構……広いですね……」
「そうですね、2人でも十分に使えます! 1人だと持て余してたもので」
「ベッド……可愛らしいですね」
山瀬さんの視線の先にはベッドがある。
白とピンクを基調とした女の子らしいそれに私は頬を熱くさせた。
「わ、私の趣味じゃないですから!!」
「え? 別に照れなくても……可愛らしくて素敵ですよ」
「ほ、本当に違うんです! このベッドは大将が買ってくれたものなんです!」
「大将が……?」
不思議そうに目を丸めた後、山瀬さんは首を傾げてベッドを見つめた。
私はそんな山瀬さんの横を通り過ぎてベッドへと近付く。
そして、撫でる様に手を動かした。
「2人のです」
「み、ミサキさんと俺の……部屋……」
ワザとらしく怒った様に言えば慌てて訂正をしてくれる。
そんな優しさに笑っていれば山瀬さんは恥ずかしそうに視線を逸らした。
「結構……広いですね……」
「そうですね、2人でも十分に使えます! 1人だと持て余してたもので」
「ベッド……可愛らしいですね」
山瀬さんの視線の先にはベッドがある。
白とピンクを基調とした女の子らしいそれに私は頬を熱くさせた。
「わ、私の趣味じゃないですから!!」
「え? 別に照れなくても……可愛らしくて素敵ですよ」
「ほ、本当に違うんです! このベッドは大将が買ってくれたものなんです!」
「大将が……?」
不思議そうに目を丸めた後、山瀬さんは首を傾げてベッドを見つめた。
私はそんな山瀬さんの横を通り過ぎてベッドへと近付く。
そして、撫でる様に手を動かした。


