病院からイチガクまではあまり遠くなく 普通に歩けば15分で着く程の距離の為、 紘さんと他愛もない話をしながら イチガクまで向かった。 「着いちゃったよ、奏ちゃん」 そうこうしてるうちに、 もうイチガクの目の前に来ていた。 「わあ……すごい…!」 病院の方が大きいけど、 高校ってこんなに大きいんだ…