そこには、見覚えが全くないペンダントがかかっていた。

「何これ。」

でも、とても美しく綺麗なペンダントだった。

いいな。

そう言えば、紫乃ちゃんも同じようなペンダントを持っていたなぁ。

『紫織さん。』

あ。
この声はァ!

「千弦姫!?」

もう、聞き慣れてしまったわ。
昨夜に初めて聞いたのに。