「あゝ…………」

朝、なのか。
もう、疲れたよ。
学校なんか、行きたくない。

シャリン!

え?
何、今の金属が擦れるような音は。

私は、妙に首が重くなっていることに気がついた。

何か、首にかかっている?

そう思って、パジャマの襟元を覗いた。

「え?」