私が消えても世界は廻る。 ~人間刈りVS救世主~

帰り道。

私は、お母様の要望とアドバイスから、紫織が家帰るまでも見張ることに。

「はぁ、お腹すいたなぁ。」

お腹がすいたなら、なにか食べればいいじゃない。

あ!
そっかぁ~。

紫織は親がいないから、お金無いんだっけ。

紫織は鞄から取り出したポーチの中をじーっと見つめている。

お菓子でも入ってるのかなぁ?