私が消えても世界は廻る。 ~人間刈りVS救世主~

「あなた、伊都乃さん!?」

「こんにちは。」

あーぁ。
バレたわ。

「あなたも図書室に行ってきたの?」

「ええ、まぁ。」

咄嗟についた嘘だったけど、つかないよりはましよね。

「そ。」

紫織は冷めた顔で言うと、睨みながらも「フフッ」と笑った。

ゾクッ。
なんだか、嫌な予感がした。