君は、違うの?
僕を傷つけたいの?
僕をなくしてもいいの?
僕を、なくしたいの?
それならそれでいいんだよ。
だって僕は、愛した君を疑いたくないから。
君は、いつだって自由だ。
自由に泳いで、自由に飛んで行けばいい。
でも僕は必ず君を見つけてしまうよ?
だって君は、何よりも輝いていて。
君の光を見分けられないわけがないんだ。
君の自由は、いつだって君の手の中にあるのに。
どうして気づいてくれないの?
僕の自由も、同じように僕の手の中にあるから。
君にも、僕を選んで欲しいんだよ。
君を信じているから。
君を信じてほしいと、願って欲しいんだ。
そっちを選んで欲しいんだよ。
そっちを選んでくれると、僕は思ってるよ。
だって、君を見つけたのは僕だったから。
誰よりも先に、僕が君を見つけたのだから。
君が僕を見つけてくれたのだから。
僕はいつも、思ってるよ。
それでも、僕の島に泳ぎ着いてくれるってことを。
最後には、僕の木に巣を作ってくれるってことを。
僕は、どこかで知ってるんだなって。
心配することなんて、本当になんにもないけれど。
君が間違えて僕を見ていることがあるから。
君が、自由を望むから。
時々、まぶしすぎて、君を見失うことがあるから。
教えてあげたかったんだ。
ただ、それだけだよ。
本当の、ことをね。