僕を愛してくれて、ありがとう。
何度も、何度も、君に言うよ。
君を愛することを許してくれて、ありがとう。
何度も、何度も、君に言うよ。
ねぇ、ちゃんと聞いてくれてるの?
ちゃんと届いているの?
それだけで足りるはずだよ。
それだけじゃ、足りないのかい?
恋しい、君。
青い、澄んだ、君の瞳。
青い、風になびく、髪。
海よりも深く、空よりも大きな、僕を包む、青。
君は、自由になりたがっていて。
自分を自由じゃないと言って、僕を戸惑わせる。
けれど、君の言う自由ってなんだい?
僕は君を縛ったりしていないつもりだよ。
確かに、他の誰かに心を見せたり、裸になったり、君はできないのかもしれない。
そんなの、僕だって一緒だ。
だって何よりも、君が悲しむのが嫌だよ。
君に嫌われるのが嫌だよ。
君さえいれば、ほかのものはもう、なくても平気になりたいんだよ。
君に、そばにいて欲しいよ。
君の替わりなど、どこにもないと、僕はどうしても証明したいんだよ。
僕は自由だ。
だって、僕は君を選んだ。
君を傷つけない方を選んだ。
君に信じてもらえる方を、選んだんだ。
僕は自分で選んだんだよ。
それは、誰かに決められたわけじゃない。
決められていたことでもない。
僕は、とっても自由に、選んだよ。