迷路の恋

ガラッ。みんなが病室に入って来た。
「みんないきなりごめんね!話があって」
「そんなこといいから!なんで入院なんかしてるのよ!ちゃんと説明してよ!」
美琴はあたしにそう叫んだ。
「ごめんね。みんなには春休み前に言おうとしたんだけど言えなかった。怖かったんだ。
言うと事実がさらに事実に変わりそうで
でもね今日言おうと思ったんだ。最終検査が終わったから。あたしね高校入学くらいから脳卒中になってたんだって。もう重症でさ気づくの遅すぎたみたい。ほんとは春休み中に手術するはずだったけど容態が安定しなくてできなかったの。それで今日最終検査して結果が出たの
あたしね手術できないの。もう命は長くないかもって言われちゃった。あたしもうみんなといられないんだ。学校にだっていけないでもね三人には言っておきたかったんだ。いままでありがとう」あたしは三人に全てを打ち明けた。
美琴は泣いていた。「嘘だよね?私そんなの認めないよ!もう柚月といられないなんて信じない!ねぇ嘘だって言ってよ!!」美琴の声は病室全体に響き渡った。「嘘だって言いたいよ!でもこれが現実なの!!!!」なんで悲しい現実なんだろう