「大聖…あたしこの前病院に行ってきたの。」
「は?結果は?」
「あたし…病気。脳卒中だった。手術するけど成功するかわからないって。あたしの場合重症だから命に関わるって。」
「嘘だろ…なんでそんなこと黙ってんだよ!」
「だってみんなともう会えないなんて思いたくないんだもん!あたしだってまだ生きたいよ!
でもこの病気は簡単なものじゃないの!死ぬかもしれないんだよ!」
「死ぬなんて口にすんな!明日も必ず生きてるなんて誰も言い切れないんだよ!」
うう…あたしの目から涙が落ちた。
ポタッポタポタ。
「あたしは言い切る明日も生きてるって!」