怖い上るのが…でも上らないと何がなんでも上って見せるんだ。「行くぞ。」そう言ってあたしの手を引く大聖でもスッ…あたしは大聖の手をはなした。「一人で上る。もうあたしは弱くないから」大聖はニコッとしてあたしの前から離れ舞台に上がった。
あたしは一段…二段…三…段…ヤバイ怖い
足が止まりそう。「こらー!柚月ー!あんたは弱くないでしょー!!四段くらいしっかり上りなさいよ!上り切ったら明るい未来が待ってるよ!」美琴がそう叫んだ。あたしは驚いて足が止まっていたでも…「あたしは弱くない!これくらい上るんだー!!!!!」そう叫んで大聖のもとに走って大聖に抱きついた。
「できんじゃん。賢い賢い。」大聖はあたしの頭を撫でた。「なんかバカにしてない!?」
「してないよ。強くなったな」
そうしてあたしの桜田高校決定戦第一回は終了