あたしは今とても苦しいです。
てか3人目の王子って何!?
とりあえず3人を止めなきゃ!
「待って3人共!あたし今からちょっと用あって
ゆっくりしてる暇がないの。あとは3人でしてもらっていいかな?あと金沢くんも案内が別の人に頼んでもらえないかな。小嶋くんも大聖もゴメンね。じゃあ!」
とりあえず3人を止めてあたしは逃げた
怖いよ!3人がじゃなくて女子の目が!
ガクッ!やばい落ちる!ギュ!
「痛くない…どうして」
「大丈夫か?柚月!ちゃんと見て歩けよ!」
「金沢くん。ありがとう」
「てか用事じゃなかったの?」
「えっとそれはーごめんなさい!嘘つきました
だって3人があたしを囲んで争いはじめるから周りの女子の視線が痛くて逃げたくなったから」
「そっか悪かったな。てか気晴らし行こうぜ」
あれ?なんかちょっと優しい感じ?
ガチャ「勝手に入っていいのかな…」
「大丈夫!かっちゃんに聞いて来たから」
「かっちゃん?」
「あーこの高校の生徒会長の東勝成。俺の従兄弟なの。俺かっちゃんと一緒に住むから転校して来たの。うち親が離婚しててでも母ちゃんが病気で亡くなって。ばあちゃんも歳だから俺を育てられないしだから俺は母さんの姉の家であるかっちゃんの家に住むことになったわけ。
うち家庭環境悪かったんだよね
母ちゃんは夜遅くまで仕事して男と遊びまくって全然家に帰ってこなくて俺には食いもんだけ渡して出て行って時々帰って来ても家のことはしない。そんなバカみたいな家庭でさ。
でも俺は立派に育つようにばあちゃんにしっかり教えられたからちょっとバカな面もあるけど人のことは支えてやれるような人間だからそこのとこは柚月にはわかってて欲しい。
ごめんな。変なこと話して」