あたしはあの日から美琴と話してない
もう1ヶ月がたった。
ある日の朝…
「ねぇ知ってる?桜井さん先輩たちに連れていかれたでしょう?怖いよねー」
嘘…美琴!あたしはいてもたってもいられなくてその場から駆け出して行った
「美琴!」
「ねぇあんたさー工藤くんとはどういう関係なんかって聞いてんの!意味わかってる?」
工藤先輩?工藤先輩ってサッカー部のだよね
「工藤くんは幼馴染って言ってるけどほんとなの!?それ以上の関係じゃねーのかよ!
あんたでもこの前工藤くんに抱きついてたって聞いたけど嘘なの?ほんとなの?はっきりしろよ!!!」バンッ!
「いた…。すいませんでした先輩たちが言ってることは本当ですでも関係は工藤先輩が言ってる通りですあたしと工藤先輩は幼馴染です
でも私と工藤先輩にそれ以上の関係はありません。工藤先輩の彼女は私と工藤先輩のもう一人の幼馴染です。」
「じゃあなんで抱きついてんだよ!!でしゃばってんじゃねーぞ!」
やめて!これ以上美琴を…
「やめてください!美琴はそんな子じゃありません!」やばいコントロールきかなくなる!
「お前誰だよ!」
「先輩たちに一ついいですか?
あなたたちは工藤先輩のなんなんですか?
恋人ですか?」
「は?違うけど」
「じゃあそんなに先輩の恋に口を挟む必要ねーだろーが!あんたら何様なんだよ!
先輩のこと好きなら後輩いじめるより言葉で先輩に伝えろよ!見てるこっちが目障り!」
やっちゃった…また昔に戻っちゃった…
「なんだそれ!クソウゼーじゃん!」
「美琴大丈夫?」