迷路の恋

「ごめんね心配かけちゃってあたし大聖に嫌われちゃったのかな…なんか怖くなって泣いちゃったんだ。あたしほんと弱いよね。誰がいないとなんもできない…そんなのバカだよね
甘えすぎだよね…」ギュッ!
「小嶋くん?」
「少し黙って聞いてね。俺さ別に弱くても甘えすぎでも誰がいないとなにもできないそんな柚月ちゃんでいいよ。だからさ俺の方見てよ。
俺を選んでよ。俺柚月ちゃんが好きだよ。」
突然の告白…よくわからない。弱いあたしでもいいのかな?「弱いあたしでもいいの?」
「いいんだよ。俺が守ってあげるからそばにいてあげるから」
あたしやばい。もう無理だ
「いいよ。付き合おうよあたしたち…」
もう大聖のことは諦めよう。
「ほんとにいいの?ありがとう」
そうしてあたしと大聖のデートは悲しい終わり方をした。あたしはその後小嶋くんに家まで送ってもらった。「ありがとう」
その一言しか言えなかったけど早く目を覚まして明日はしっかりしないと