「なんかごめんねあたしがぶつかったから…」
なんも言わないそのままあたしたちは少しづつ会話を挟みながら乗り物に乗った
あたしは観覧車に乗ることを決めていた
「なぁ柚そろそろ帰るか。」
え…観覧車乗りたかった…
「あーー!二人ともまだいたんだー!」
「小嶋くん…」
「俺今さーみんな帰っちゃって一人なんだー忘れ物とりにきたんだよね。てか二人ともどうしたの?なんか暗いよ?」
やばい…涙が…
「ゴメンあたしたちもう帰るんだ。じゃあね」
あたしは一人で歩き始めた。大聖は来ない…
なんで…大聖今日おかしいよ。
グッ!腕を引っ張られた。
「待って!なんで泣いてんの?理由聞かせてよ心配になるじゃん」小嶋くん…
「なんもない。目にゴミ入っただけ」
私はそう言って歩き始めた。パシッ!
「待って!ちょっと行こう」
そのままあたしは小嶋くんに腕を引かれ走った
観覧車……どうして?
「これ乗ろうよ。一回落ち着こう。」