こっち向いて、ダーリン。【改訂版】

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今日も学校が終わり、いそいそと深瀬くんの所へ向かう。

深瀬くんの好みがわからず、とりあえず無難にとケーキを購入。

お見舞いの定番だし、きっと大丈夫だよね。


深瀬くんが好きじゃなかったらわたしが食べればいーや。なんて思い、わたし好みの系統にしてしまった。


見舞う気があるのか!って言われちゃいそうだな。

もちろん存分にありますよ。


また皆、深瀬くんの病室に集まっているのかな?昨日看護師さんに怒られたから、自分の部屋でおとなしくしてるかな?


一応無いお小遣いを叩いて皆の分もケーキを買ったから、いなかったから深瀬くんに言付けてもらおう。


冷蔵庫あったよね?でも深瀬くん、ちゃんとやってくれるかな?

それより入院中の人に何か頼むことがそもそもの間違い?


う~ん、どうしたものか。

と色々と考えていたら、深瀬くんの病室の前に到着。


…なんだか静かな気がする。やっぱり皆、いないのかな?


コンコンと軽くノックをし、ドアを開けた。


「深瀬くん!具合いはどお?少しは良くなっ…」


──え。


「…あら、圭悟のお友達?」