こっち向いて、ダーリン。【改訂版】

「どうして三人組がここにいるの?まさかお見舞い?」

「逢川、おめー、目ぇついてんのか?」

「え?どう見てもついてるでしょうが」

「じゃあバカなんだな」

「悪いけどわたしこう見えても成績はいいんですよ」

「そういう意味じゃねーよバーカ」

「樹!咲良バカにすんな!」

「金沢と逢川のバカのレベルは似たようなもんだな」

「あ゛あ゛?!」

「俺らのこの重傷度が目に入らねーのか?」

「あらっ!どうしたの?!包帯まみれじゃないの!」


よくよく見ると三人共、至る所に包帯や怪我の手当ての痕が。

いや、よくよく見なくてもわかるわ。わたしったらどれだけ深瀬くんにしか興味ないんだか。

深瀬くんに引けを取らないくらい、皆結構ひどい有り様なのに。


「どうしたもこうしたもねぇよ」

「あの北栄のクソ共、ムカつくったらしょうがねぇ」

「クソ以下だっつーの。ほぼリンチに近かったからな」

「な、なにそれ…」


今にもキレそうな三人。

どうしてリンチなんて…。


「深瀬をやる前に俺らに襲撃かけてきたんだよ。邪魔されねーようにだろ」

「あの人数相手じゃどうやったって太刀打ちできねーよな。馬鹿みたく人数ばっか集めやがって」

「──。」