こっち向いて、ダーリン。【改訂版】

う~ん、このかっこよさにはファンができるのも頷ける…。

なんて妙に納得しながら自分の席に着く。


あれ?

今わたし、いつものように笑えてたかな?記憶が定かじゃない。

まさか、わたしまでダーリンのかっこよさにやられてしまったの?!


「おはよ。…って、なんか顔赤くね?」

「おっ、森野!おはよ!」


わ、さっき森野の話を聞いたから微妙に気まずい。

しっかりしろ咲良。


「熱でもあんのか?あ、それでホームルーム出なかったのか?」

「熱?!んなもんないですやんがな」


わたしの顔、そんなに赤いの?!なんで?!


「は?朝からやっぱ熱あんじゃ」

「ないわ!いたって平熱や!」

「はい、逢川は放課後反省文決定」

「え?あっ!もう授業始まってたの?!」


やだ、普通に声荒げてたよ!


「…お前最近たるみすぎだな。授業さぼるわ遅刻するわ気が抜けてる。放課後、生徒指導室に来い」


ほ、放課後?!生徒指導室で反省文?!


「いやー!!先生ごめんなさい!放課後だけは」

「じゃ、昨日の復習から。教科書15ページの…」

「ちょっ、先生!森野は?!」

「俺を巻き込むな」

「はあ?!あんたが先に」

「逢川、そんなに大量の反省文書きたいのか?」

「ぎゃっ!すすすすみませんでした!」