こっち向いて、ダーリン。【改訂版】

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次の日。


昨日打たれた頬が冷やしたもののまだ痛くて、やむを得ず薄い湿布を貼ることに。


蹴られた腰も痛くて、そこにもしっかり湿布を貼った。


学校を休むなんて絶対嫌だし、というか家にいたくないし、こんな時、家にそういう類のものがたくさんあって良かったと思う。


なんて、そう思うことなんて滅多にないけれど。


花の女子高生が湿布だなんてやんなっちゃうね、まったく。


「咲良、おはよ~って、どうしたの?!」


教室に入った途端、茉希が驚愕の表情で駆け寄ってきた。


「おはよー茉希。なにが?」

「顔!」

「ん?あ~これね~、虫歯で顔まで腫れちゃったんだよね」

「虫歯?!どんだけよ!」

「めっちゃ痛いからそっとしといてね」

「大丈夫なの?昨日はお腹痛い、今日は虫歯、なんか悲惨…」

「同情するならチョコをくれ!」

「あ~はいはい。たいしたことないんだね」

「こらぁ!」

「あっ、咲良っ…!」

「え?」