本当の君を好きになる





「──おいお前ら、何してんだ。」



その時、近くを通りかかった先生が、異変に気づいて近寄ってきた。


4人の女子生徒は、一斉にクルッと振り返る。





「私たち、今大事な話し合いしてるんです。」



「先生は関係ないので、下がっていてください。大丈夫ですから。」



「だよね?瀬戸さん。」





こちらを向いた、その女子生徒の威圧する態度。


今、先生が来ても無駄だろうと思い、素直に頷く。






「……そうか。あまり長くならないようにな。」






そう言って、先生は離れていってしまった。