*** 「──アハハハッ!!」 湊くんの笑い声を聞きながら、私は頬を膨らませていた。 「そんな顔しなくても良いじゃん!」 「だって!!絶対に誤解されたじゃん!!」 「ちゃんとマフラーで顔隠してたし、大丈夫だよ。」 「本当に怖かったんだからね!?」 「はいはい、ごめんなさいー。」 「思ってないでしょ!?」 先程の店を離れて、少ししてから肩から手を話してくれた湊くん。 歩道を歩きながら、私は声を荒らげる。 「まあ、買い物も済んだことだし、ちょっと付き合ってよ。」