それから数日が過ぎたある日。


「お、松浦〜」


そう、私の名前を呼び、近づいてくるのは我がクラスの担任の佐々木先生。


「何ですか?」


「ちょうどいいところにいた。ちょっと手伝ってくれないか?」


「えー、嫌なんですけど」


「ま、そういうこと言うなって。ちょっと人手が足りなくてな」