でも、みくのお皿ひとつしかない。
軽い...


美紅は諦めて自分で皿をキッチンへ運んでいた。


これだったら...自分でお片付けできる...かも。
で、でもなんかいやだ。。。


「ほら、お片付け、できたでしょ?」


後ろから声をかけられ驚く美紅。


「い、いきなり声かけないでよ!
びっくりするじゃん!」


みく、心臓増えたのかなぁ??
な、なんかみんなで鬼ごっこしたあとみたいに
すごくドキドキする...


「ね、やれば出来るんだから。
あとは俺がやるからテレビ見てな」


と言って海人お兄ちゃんはみくのお皿を洗い始めた。


みくも...
みくもしたい!!


「あ?洗うのはまだいいよ、もう終わるし。」


みく...海人お兄ちゃんのお手伝いしたいかも。



そう思った時の美紅の鼓動は早くなっていた。