「ねえ!!有り得ないだけど!
勝手にみくんちにきてさ、やりたい放題してさ!お兄ちゃんはなにがしたいの?!」


ついに美紅は怒り
大声でそう叫んでしまったのしだ。

それでも、大人の余裕を見せるのが海人


「じゃあ~、なんで俺が言ったことできないの?
人に言う前に、ちゃーんとやることやろうね?」


海人は微笑みそう言う。


でも、でもママはそんなこと言わないもん!
ママはみくの全部してくれるもん!
優しいんだもん!


「海人お兄ちゃんって、ぜんっぜん優しくないよね!最低だよね!」

「あぁ、なんとでも言えばいいんじゃない?
美紅ちゃんならちゃんと気づけるはずだから」


海人は微笑む。


ドキ______


......か、かっこよくなんてないんだから!
こんな最低最悪の海人お兄ちゃんなんて!