「ったく...やけどなんかしたらどーすんだよ」


それはパスタを食べる海人から出た言葉だった。


その言葉だけで美紅の鼓動は早まる。


「んで、そーいや美紅話あるんだろ?」


あ、そうだった。
最近の病気みたいな事相談しようと思ってたんだ。


「うん、海人お兄ちゃんになら話してもいいかなぁって」


海人お兄ちゃんは口を挟まずに聞いてくれた。


「最近ね、なんか病気になったんじゃないかなってくらいに心臓がドキドキするの。
なんでかな...病気なのかな。」


海人お兄ちゃんは真剣な顔で聞いてくれた。
そしてこう言ったの...



「それって恋じゃない?
きっとね、その人のことが好きなんだよ」



え、み、みくが海人お兄ちゃんのことが好き...ってこと?!?!?!