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それから数日がたった。


もうすでに美紅はママのことは気にしてはいません。


「ねえ海人お兄ちゃん!」
「ん?なに?」
「今日のお昼はなぁに?」
「あぁ、何がいいかぁ」

「パスタっ!!」
「は?」


美紅は最近テレビで見たパスタが食べたくて食べたくてたまらなかったのだ。

それを聞き海人は「うーん。パスタあったかなぁ」と言いながら探し始めた。