「ああ…お前がすきだよ、イギリス……お前だけを愛してると、今だけは言わせてくれ………」
心、記憶を共有し泣きながら言う兄ちゃん
そんな兄ちゃんを抱き締めて
「…後悔したって遅えぞ」と言う
「するもんか」
どこか満足げに呆れたようなため息をつき「これで、頭のてっぺんから爪の先までお前は俺のもんだ。ざまあみろ」
「お前だって同じだろ?もう離さない、正真正銘の運命共同体だ」
「笑っちまうよな、あの時と同じじゃねえか」
「全くだなあ、それこそ__」
「「運命」」
「やっぱり最初から決まってたんだな、いずれこうなるのは」
「あぁ、お前…目の色が__」
「お前だって___」
「分け合った証、か……」
「悪くないな」