3人は平木加菜の家にお世話になることになった。
そして夕方になった。
部屋に向かってくる足音が聞こえた

加奈母「加奈〜」

加奈「なに?お母さん」

加奈母「あら?そこの3人はどちら様?」

加奈「弘樹くんと夏蓮さんと廉くん」

弘樹「こんにちは」

夏蓮「お邪魔してます」

廉「どうも」

加奈「みんな何日かこの家に泊まっていくことになったけどいいかな?」

加奈母「あらそうなの?別に構わないわよ。ゆっくりしていってね」

弘樹「ありがとうございます」

加奈母「それなら先にお風呂に入ってね」

夏蓮「誰から入る?」

弘樹「じゃあ俺から入ります」

加奈「じゃあお風呂の場所教えるね」

加奈「今日は長旅で疲れただろうから。ゆっくりしていいから」

弘樹「うん」
.
.
入浴中
.
.
そして3人が入浴を済ませ、夕食となった。
食卓にはとても美味しそうな料理がずらりと並んでいた。

夏蓮「うわぁ。美味しそう」

加奈母「今日はお客さんもいるから、腕によりをかけてつくったわ!」

弘樹「ありがとうございます」

加奈母「どういたしまして。さぁ食べて食べて」

一同「いただきます!」

弘樹「ん!とっても美味しいです!」

夏蓮「ほんとだ!すごい!」

廉「やべぇ!うまい!」

加奈母「うふふ。喜んでもらって良かったわ」

加奈母「今更だけどあなたたちどうしてここまで来たの?」

3人はここまで来た理由などを全て話した。

加奈母「なるほどね〜」

加奈母「正直驚いてるわ。信じがたい話だけど、嘘はついてないようだしね」

加奈母「弘樹くん、だったわよね?」

弘樹「はい」

加奈母「確かにかずくんに似てるもんね。むしろ本人とそう変わりはないわ」

加奈「でしょ?私もビックリしてる」

加奈母「まぁいいわ。何はともあれここまで大変だったでしょう?短い間だけどゆっくりしていってね」

弘樹「はい。ありがとうございます」

加奈母「あなたたちもね?」

夏蓮「はい」

廉「はい」

加奈「そうだ!明日弘樹くんが言ってた場所に連れていってあげる!」

弘樹「えっ、いいんですか?」

加奈「うん!いいよ!」

弘樹「どうする?」

廉「俺はどっちでもいいぜ」

夏蓮「私も構わないよ!」

弘樹「それじゃあ行きます」

加奈「決まりだね!」

そんなことを話しながら夕食を済ませ、寝る部屋へと案内された。
弘樹と廉が同じ部屋で加奈と夏蓮が同じ部屋になった。

加奈「それじゃあ、部屋でゆっくり休んでね」

弘樹「うん。そうさせてもらおうかな」

夏蓮「それとも一緒に寝る?ひろくん」

廉「姉ちゃん」

夏蓮「じょ、冗談よ!」

廉「ったく」

廉(分かりやすすぎだろ)

弘樹「ははは」

廉(こいつもこいつで鈍感すぎだろ)

加奈「それじゃあまた明日」

そして4人はそれぞれの部屋へと戻った。