夢と約束


「勇輝のバカヤロー…」

さっきの落ち込んでた気持ちが嘘みたい。
なんて私は単純なんだろう。
あいつの一言一言で気持ちが左右されて。

私のこと、そんなふうに思っててくれたんだ。
それがわかっただけで嬉しかった。
私の性格を認めて、しかも良く思ってくれてたなんて。
女子っぽくなんて考える必要なかったのかな。
これであいつがいいと思ってくれてるならそれでいいや。


さっきとは違いとてもほっこりした気持ちになった。

私はゆっくり自分のペースでいこう。