夢と約束




「勇輝!おまたせ!」

「よし、やるか!」

「うん!」

「いいとこ投げろよ」

「勇輝こそ。女子相手だからかんがえてね!」

「お前、普通にキャッチ出来るくせに、今更女子とか言うんじゃねーよ笑」




チクッ 心臓に突き刺さる痛みだった。
そうだよね。
女子って思われてないんだよねやっぱり。
今まで何度も好きって感情を消そうと思ったけど忘れられなかった。
勇輝と友達以上の関係なんてやっぱり無理なんだよね。


私は思いっきり投げ返した。
自分の気持ちが伝わればいいと思って。

・・・パシッ!
「お前、はえー。初心者の球じゃねぇぞ(汗)」

「甘く見てたら痛い目みるよ~」

「は.は.はっ、やっぱりお前おもろい!」

「何がだよ」

今はこの関係のままでもいいな。
いずれこの気持ちはどうにかなるだろう。
とにかく楽しもう!そう思って日が暮れるまで勇輝とキャッチボールをしてた。