「せ、先輩。プライバシーの侵害です!!」
「あは(笑)じゃあ、最後答えてよ。」
「な、なんですか?」
「どこが好きなの?」
え、…。私はあいつを思い浮かべる。
「……野球バカなんですよ。いつも周りを笑顔にしてくれるし、隠れて努力してるんです。そんな姿は尊敬します。
言葉では言い表せませんね。気づいたら、すごく好き。
私、言葉遣いとか性格とか男っぽいから女としてみられてないんですけどね。
私の一方的な片思いです(笑)」
なんか告白してるみたい。
ちょっと言いすぎたかな…?
不安に思っていると中村先輩が口を開いた。
「そうか?
石飛は優しいし、正直に思ったことを言ってくれる。俺がピッチャー怖いって言った時も、普通だったら傷つけないように、俺なら大丈夫。だとか言いそう。
でもお前は怖いのは当たり前って言ってくれた。本気で野球好きなのもわかった。
前向きになる言葉をくれる。
俺が好きなのはそんな真っ直ぐなお前だよ。」

