「おはよう!」

「おはよう凪!」
今日は自分から愛美の席へと駆け寄った。

「凪なんかあった?」

「あのね!昨日ね!勇輝がーーー……」

「きゃー~♡
それはキュンキュンでやばいね。
私も付き合う前はそんなことあったな。」

「うん。嬉しいのと、あいつはどう思ってんのかなってのとか、いろんな感情がゴチャゴチャで。」

「大丈夫。凪はきっと福浦くんにとっては特別なんだよ。」

「そうなのかな。そうだといいな。」

「2人で野球の応援行こうね!」

「うん!愛美と行くとかテンションあがる!」

「私も早く凪といきたいな~」

やっぱり愛美もこんなキュンキュンする時代があったんだよね。
付き合うとか私には無縁だと思うけど、この気持ち大切にしよう。