そう言って大岩先輩の後ろからぴょこっと出てきたのは二年生の時期エースの先輩。
イケメン…
不覚にもそう思ってしまった。
しかし申し訳そうな顔をしていた。
てか、それよりも…「え、私がですか!?」
「そうそう、石飛ちゃんスコアかけるでしょ?一週間の間だけでいいからこいつに叩き込んでくれないかなぁ?」
先輩はまさかのお願いをしてきた。
私なんかが教えれるのか…?
しかも教えるのは二年生の先輩。
「いや、でもほかの先輩が教えた方が…」
「他の部員も夏の大会前で忙しいんだ。マネも手が離せないし。こいつには夏をベンチで経験してほしい。だから記録員にと思って。」
先輩のあつい熱のこもった目に負けてしまった。
「ーーーわかりました。」

