「勇輝のことなんも知らないくせに…」
「凪ちゃん、やきもち?(笑)」
「そんなんじゃないし!彼女じゃないし!」
「ツンデレね、わかったよ(笑)」
愛美もからかってくるし。
ほんと、最近は特に勇輝が遠くに行った気がするんだ。
あのガッツポーズは私に向けてだよね?
勇輝の中で私との約束は特別だよね?
そう思うしかなかった。
LINEのホーム画になっている
私が作ったミサンガの写真。
一言になっている"這い上がる"という言葉。
今の私はこれにすがるしかない。
心の奥がぎゅっと掴まれる感じがした。
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