私も大きな声を張り上げて応援した。 甲子園へ行くんだ! 誰もが勝つことだけを考え戦っている。 だけど試合後、海十学園の校歌が球場に響くことは無かった。 目の前にみえるのは清々しく先を見つめる姿ではなく、泣き崩れ、泥まみれになっている海十学園の選手の姿。 笑顔で反対側のアルプスへ走っていく青山正栄の選手達。 あっけなく夏は終わってしまったんだ。